interview インタビュー
MS Marketing Specialist野田 一輝Kazuki Noda
白井営業所
商品管理部
2004年入社
部署を超えたプロジェクトが会社を変える
商品を正しく確実にお客様へお届けすること
白井営業所での商品管理が私の仕事です。発注された医薬品をお客様に正確にお届けできるよう、営業所併設の倉庫内での薬の入出庫作業が主な業務です。
スムーズな品出しをするために在庫確認をしたり、倉庫内でも判別しやすいよう整理整頓をしたり。薬品によっては温度や湿度管理も重要です。薬剤の多くは口に入れるものですから、特に夏場の温度上昇には気を使います。外気が30度を超えると、倉庫内も相当な暑さ。低温保存が必要な商品については冷蔵庫で管理し、品質変化がないよう管理しています。
業務は先輩や上司から丁寧に教わり、さらに実践を通して少しずつ積み重ねて覚えてきたことが多いですね。
社会人としての成長を見守ってくれる環境
入社の動機は家族の一言でした。地元への就職を希望していましたが、薬品関係の業種については調べたことがなく、岩渕薬品は社名を知っている程度の認識でした。
そんな中、背中を押してくれたのは祖父でした。祖父に岩渕薬品の社名を伝えたところ、開口一番「岩渕さんの所なら大丈夫だ」と言われ、長く親しまれている老舗企業であることを実感しました。
アルバイトの経験もあまりなかったため、入社はもちろん社会人になることも不安でした。しかし、気づけは入社から14年。相談事があればすぐに相談しますし、飲み会などではプライベートの話などもしています。温かい人が多く、まさにアットホームという言葉がふさわしい会社だと思います。会社でもプライベートでも心置きなく話せる、良い仲間とも出会え、私にとってはとても働きやすい環境です。
テーマごとのプロジェクトが躍進の原動力に
当社の良いところは、会議での発言が基になって「じゃ、やってみようか」とプロジェクトが動き出すことです。先ごろ完成した流通の発注システムもそうでした。
プロジェクトの発端は、現場で最も時間を要している業務の洗い出しでした。現場によくある不便さを解決するため、さまざまな部署のメンバーが力を結集して、発注業務を自動化するシステムをつくりました。それまで数時間かかっていた業務が、ほんの数分で完了するという飛躍的な業務短縮につながりました。
一人が声を上げることで部署を超えたメンバーによるプロジェクトが生まれ、多くの協力の中で業務改善できたことに感激し、仕事の面白さを改めて知りました。また、プロジェクトへの参加を通して、自分自身の成長も実感した出来事でした。
このほかにも、社内では自主的なプロジェクトがいくつも動いています。
若手社員の発言がプロジェクトのテーマとなることも多く、自ら働きやすい環境をつくり出そうとするエネルギーに満ちた社員の多い会社だと思っています。
岩渕薬品に入社を希望した|その理由は
求人情報を見て祖父に相談したところ、地元でも良く知る企業だったことから「そこなら安心だ」と背中を押されて入社を希望しました。入社が決まった時、祖父が一番喜んでくれました。
10年後の自分へ
現在の部署では一番年下ですが、今後は後輩も増えると思われ、10年後には後輩の育成も必要だと思います。さらに業務上での改善点を探りつつ、会社の財産である人財育成にも挑戦したいと思っています。
学生のみなさんに|一言
私がプロジェクトを通して実感したのは、自分の意見はだれかが見ていてくれるということ。当社は尊敬できる先輩の多い会社。何でもそうですが、仕事もやる気次第。ぜひやる気を持って来てください。